藤木直人さん「ドクターＸ～外科医・大門未知子～」 : インタビュー（読売新聞）－geld

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藤木直人さん「ドクターＸ～外科医・大門未知子～」 : インタビュー（読売新聞）

藤木直人さん「ドクターＸ～外科医・大門未知子～」 : インタビュー YOMIURI ONLINE（読売新聞）2013.11.11

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/interview/20131102-OYT8T00482.htm

http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20131102-OYT9I00490.htm

理系的な考えで役作り

　大学病院第二外科きっての腕前を持つ、クールなイケメン医師、近藤忍を演じる。「私、失敗しないので」の決めぜりふとともに帰ってきた大門未知子（米倉涼子）に、ある時は味方し、ある時は利用しているようにも見える。

　「技能も向上心も高いけれど、出世の本筋からは離れている。そんなときに大門が現れた。自分の野心をかなえるチャンスと感じているかもしれません」と、ミステリアスな近藤の内面を分析する。

　まるで冷静沈着な医師そのもののように、筋道を立てて話す。自らも「文系的な考え方をまったくしない、理系脳」と認めた上で、「演技の時も、役柄のつじつまを合わせるということを考えます」と役作りについて語る。

　デビューから２０年近くがたつが、俳優として、ミュージシャンとして、活動が途切れることがない。切り替えが得意かと思いきや、「僕は不器用だから、いつも悩んで前に進んでます」と明かす。「とにかく立ち止まらずに行きたい」

　爽やかなマスクの下に、情熱をのぞかせた。

　（文・浅川貴道　写真・大原一郎）

　Ｑ　絶対に失敗しない自信のあるもの、ありますか。

　Ａ　いやいや、ありませんよ。人間ですから。「私、失敗しないので」ってせりふに憧れます。

　Ｑ　どうしても直らない癖はありますか。

　Ａ　先延ばしにしてしまうこと。特に部屋の掃除ですね。追い詰められないと始めないんです。

　Ｑ　オフの時はどうしていますか。

　Ａ　家族と過ごすのが息抜きです。ニュートラルな自分に戻れます。

　Ｑ　演技している時と、音楽をしている時は、「別の自分」ですか。

　Ａ　ギターを高校の時に始めてから、音楽はずっと素の自分で楽しめます。演技は、結構悩む……。難しいところです。

　Ｑ　この仕事をしなかったら、何をしていると思いますか。

　Ａ　想像がつかないですよ。飲食系には興味があるけれど、実際やったら、大変なお仕事ですよね。やっぱりこの仕事で走り続けたいですね。

ドクターＸ～外科医・大門未知子～（テレビ朝日系　木曜後９・００）

　すご腕のフリーランス外科医・大門未知子（米倉涼子）の活躍を描く第２弾。大学病院の外科統括部長・蛭間（西田敏行）や、外科講師・近藤（藤木直人）たちの権力闘争を、大門が痛快に切り裂く。